
野山や家々の庭を彩る春の可憐な使者 スミレの特徴や種類 育て方 意外な一面をご紹介 Gardenstory ガーデンストーリー
ミレの花と種子散布に着目して紹介しま す。 スミレは開放花と閉鎖花という2種類 の花をつけます。開放花はいつも私たち が目にしているスミレの花であり、主に ハナバチの仲間が受粉に貢献していま す。閉鎖花は春から秋にかけてひっそり閉鎖花 スミレの花は3月の中旬から5月中旬に咲く春の花の代表として知られています。ところが11月頃まで次々と蕾ができて種を実らせます。 "夏や秋にスミレの花を見たことがない" といわれると思います。そうなんです!
スミレ 閉鎖花
スミレ 閉鎖花- 21年11月13日: スミレの閉鎖花です1枚目は 閉鎖花が開き 種を露出したところ2枚目は 閉鎖花3枚目は 開き始め 1時間程度で開き切ります花は8mm〜1cm程度で小さく、花茎はひょろりとcmくらいあります。 スミレ、種類が色々で雑種も多いそうですが、何スミレなのでしょうか? 閉鎖花というのもこのスミレをきっかけに知りました。 鑑定よろしくお願いいたします。

スミレ 閉鎖花 自家受粉 結実 姫菫 Viola Confusa Subsp Nagasakiensis 自然感察 Nature Feeling
スミレ( Viola mandshurica )の開放花(左)と閉鎖花(右) () 実を言うと、閉鎖花の時期はもう過ぎていて、今は狂咲きの開放花の方がずっと多い。 しかし、この開放花、キチンと開かないので観賞には堪えない。 何とも中途半端な代物である花を咲かせるまでの株に育っていなかったということだと思います。 >>葉っぱだけのスミレの品種 もともとそのスミレもどこからかタネが飛んできたものですから 葉だけということはないでしょう。花以外の時期に閉鎖花をつけてスミレ Viola mandshurica それ以降の季節ではつぼみは形成するが花を開くことなく、閉じたままで種子を形成する閉鎖花を形成する。このようなスミレの繁殖戦略は、春には他花との花粉媒介を行うことによって多様な遺伝子を持った種子を形成し、それ
「日本のスミレ」の218Pにスミレの閉鎖花と実 の項があり、「スミレの 花が咲くのは春先だが、実の季節はいつだろう。 そう思って気をつけて いると、スミレは夏になっても秋になっても、いつまでも実をつけている ことに気づく」という文章にはじまっ だんだん出すものが無くなってきたのですが、今回はアオイスミレV hondoensisの閉鎖花。これもニオイスミレと同じく時期を失して解剖写真を撮れませんでした。写真 1と2が7月30日の半割写真。 写真 1 写真 2 写真 3は11月6日、つまり今日の鉢植えの様子です。 スミレの生存競争 植物の花は受粉の仕方で、開放花と閉鎖花の2種類に分けられるようです。 花を開いて受粉するものが、開放花。 蕾を付けても花が開かず、閉じたままで種子を作るもの(自家受粉)が閉鎖花と呼ばれます。 そして、この閉鎖花の代表的なものが、スミレなんだとか。
スミレ 閉鎖花のギャラリー
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